S6500-48MPP6Y
発売予定Omada 2.5Gポート×48&25G SFP28スロット×6 スタッカブルL3マネージスイッチ(PoE++ポート×48)
- 2.5G PoE++ポート×48搭載(各ポート最大60WのPoE出力)
- 25G SFP28スロット×6搭載
- 最大1484WのPoEバジェット*
- 物理スタックで冗長性とパフォーマンスが向上
- M-LAGによりカードレベルからデバイスレベルまでリンクの信頼性が向上
- 豊富なL3機能:OSPF・BGP・IS-IS・VRF・VRRP・PIM-SM/PIM-DM/PIM-SSM・ECMP・PBR
- セキュリティ機能:MACsec・セキュアブート・RADSEC・IMPB・SFTP・802.1X・ポートセキュリティ
- 高可用性:交換可能な2つの電源装置*・VRRP・ERPS・BFD
- 手軽な操作&メンテナンス:NETCONF・設定のロールバック・ホットパッチ・RSPAN・PTPv2
- Web管理画面やOmadaアプリで集中型クラウド管理‡
製品の特徴
本製品はアクセス層での使用に最適な高性能L3マネージスイッチで、L3ルーティング機能・高速25Gbps有線速度・物理スタック機能・冗長電源モジュールに対応しています。最大1484WのPoEバジェット*・2.5G PoE++ポート×48 + 25G SFP28スロット×6・物理スタッキング機能・集中管理機能を備え、強力なセキュリティ・手軽な操作&メンテナンス・豊富な管理機能によって企業・キャンパス・ISP向けに信頼性の高いネットワークソリューションを提供します。
IEEE 802.3af/at/bt準拠のPoE(Power over Ethernet)
IEEE 802.3af/at/bt準拠のPoEポート×48を備え、IEEE 802.3af/at/bt規格のデバイス*に全PoEポートで最大1,484W、各PoEポートで最大60Wの給電を行うことが可能です。電源配線の手間やコストを削減しながらWi-Fiアクセスポイント・監視カメラ・IP電話機・その他のPoEデバイスを迅速かつ手軽に設置できます。無停止型(パーペチュアル)PoEにも対応しており、スイッチが再起動する間も継続して給電可能です。さらに、高速(ファスト)PoEによってスイッチ再起動後もPoE電力設定が維持されます。
高速接続&優れたスタック機能
2.5G PoE++ポート×48 + 25G SFP28スロット×6を搭載しており、本製品1台で最大540Gbpsのスイッチング容量を提供します。最大12台の物理スタック△に対応し、ネットワークの冗長性とパフォーマンスを向上させることが可能です。
豊富なL3機能
OSPF・BGP・IS-IS・VRF・VRRP・PIM-SM/PIM-DM/PIM-SSM・ECMP・PBR等、様々なL3ルーティングプロトコルで拡張性の高いネットワークを実現できます。複雑かつ大規模なネットワーク環境では、ダイナミックルーティングプロトコルがネットワークトポロジーの変化に自動で適応し、リアルタイムのネットワーク状況に基づいて最適な伝送パスを選択して接続安定性を維持します。
充実したセキュリティ機能
MACsec・セキュアブート・RADSEC・IMPB・SFTP・802.1Xで、様々な脅威からネットワークを守ります。MACsecはIEEE 802.1Xと連携することで、イーサネットリンク上の全トラフィックで安全な接続を確立することが可能です。セキュアブートによってOS(オペレーティングシステム)を悪意のある攻撃から保護できます。
高可用性
交換可能な2つの冗長電源**とVRRPが、信頼性の高いネットワークアーキテクチャをもたらします。ERPSがリング型トポロジーの迅速な保護と復旧をサポートし、BFDが1秒未満の障害検出によって迅速なルーティングプロトコルの再調整を実現します。
手軽な操作&メンテナンス
本製品はNETCONFプロトコルに基づく設定・管理が可能で、手動設定によるエラーを削減しながらソフトウェアアップデートの効率性を向上できます。設定ロールバック機能を備えており、エラーが発生した場合も以前の設定を復元可能。ホットパッチ適用技術によってデバイスを再起動することなくソフトウェアの不具合を修正して業務の中断を防ぎます。さらに、PTPv2がハードウェアタイムスタンプを利用してサブマイクロ秒レベルの時刻同期を提供します。
Omada SDN
Omadaシステムの集中型クラウド管理やゼロタッチプロビジョニング(ZTP)‡等の管理機能により、Omada SDNプラットフォームでは1つの管理画面から、アクセスポイント・スイッチングハブ・ルーターといったネットワーク機器を一元管理することが可能になります。
Web管理画面やOmadaアプリの他にも、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)やコマンドラインインターフェース(CLI)による管理にも対応しており、いずれの管理方法でもSSLやSSH暗号化によってトラフィックを保護できます。SNMP(v1/v2c/v3)とRMONにも対応しており、スイッチをポーリングして重要なステータス情報を取得したり、異常イベントのトラップを送信したりすることが可能です。


| ハードウェア機能 | |
|---|---|
| インターフェース | • 2.5G PoE++ポート×48 • 25G SFP28スロット×6*** • USB 2.0ポート×2 • RJ45コンソールポート×1 • USB Type-Cコンソールポート×1 • RJ45管理ポート×1 |
| ファンの数量 | 交換可能・ホットスワップ対応のファン×4 |
| 電源 | 交換可能・ホットスワップ対応の電源モジュール×2**(100~240 VAC・50/60Hz) **本製品にはPSM900-ACが1つ付属していますが、2つ目の電源モジュールは別売りです。 |
| PoEポート(RJ45) | • 規格:802.3at/af/bt準拠 • PoE++ポート:48(各ポート最大60W) • PoEパワーバジェット:最大1,484W* *PoE供給電力の合計は電源モジュールにより異なります。 |
| 寸法 | 440 × 460 × 44mm |
| 設置 | ラックマウント対応 |
| 最大消費電力 | • 142.2W(110V/60Hz)(PD未接続時) • 1,887.4W(110V/60Hz)(1,484WのPDに接続され、PSM900-AC×2によって電力供給されている時) |
| 最大放熱 | • 484.9BTU/hr(110V/60Hz)(PD未接続時) • 6,436.03BTU/hr(110V/60Hz)(1,484WのPDに接続され、PSM900-AC×2によって電力供給されている時) |
| パフォーマンス | |
|---|---|
| スイッチング容量 | 1台につき540Gbps |
| スタッキング | • 最大スタック可能数:12(スタンドアロンモード時) • スタックポート:25G SFP28スロット(全アップリンクポートをスタックポートとして使用可能)**** • スタッキング帯域幅:最大300Gbps(スタックポート×6) |
| パケット転送レート | 401.7Mpps |
| MACアドレス テーブル | 32K |
| パケット バッファメモリー | 3MB |
| ジャンボフレーム | 9KB |
| ソフトウェア機能 | |
|---|---|
| QoS機能 | • CoS(Class of Service) - 8プライオリティキュー - ポートプライオリティ - IEEE 802.1pプライオリティ - DSCPプライオリティ - キューの最小帯域幅 - スケジュールモード(SP・WRR・SP+WRR) • 帯域幅制御 - レート制限 - ストーム制御 • 音声VLAN • ユーザー定義のOUI • スムーズなパフォーマンス • フローのアクション - QoSリマーク(802.1Pリマーク・DSCPリマーク) • WREDプロファイル:16 |
| L3機能 | • L3インターフェース:256(IPv4・IPv6) • スタティックルーティング:1,024(IPv4)・512(IPv6) • ホストルートテーブル:最大6,100エントリ • IPv4ネットワークルーティングエントリ:最大102,40(IPv6ネットワークルーティングエントリと共有) • IPv6ネットワークルーティングエントリ:最大5,120(IPv4ネットワークルーティングエントリと共有) • ECMP:256エントリ・宛先ごとに最大32個のECMPネクストホップ • スタティックARP:512エントリ • ダイナミックARP:7,680エントリ • ND:7680 • DHCPサーバー:最大64個のIPプール・最大8,000個のIPエントリ • DHCPv4/v6リレー • VRRP:バージョンv2/v3・最大64個のインスタンス・インスタンスごとに最大32個の仮想IP • OSPFv2 - OSPFインスタンス:16 - ネットワークエントリ:256 - スタブまたはNSSAのエリアエントリ:1インスタンスあたり16 - エリア範囲エントリ:1インスタンスあたり16 - 仮想リンクエントリ:1インスタンスあたり16 • OSPFv3 - スタブまたはNSSAのエリアエントリ:1インスタンスあたり16 - エリア範囲エントリ:1インスタンスあたり16 • RIPv1/v2 - ネットワークエントリ:256 - 再配布エントリ:20 • RIPng • IS-IS - IS-ISインターフェース:128 - IS-ISエリア数:3 - 再配布の最大設定可能数:10 - IS-IS IPV6 - IS-IS BFD • BGP:最大20の再配布設定 • PIM-SM/PIM-DM/PIM-SSM - IPマルチキャストルートエントリ:1K - PIM Neighbors:256 - 最大PIMインターフェース数:128 • IGMP:v1/v2/v3・最大2,048のマルチキャストグループ • BFD:16(テンプレート数)・8(セッション数) • PBR • uRPF |
| L2及びL2+機能 | • リンクアグリゲーション • STP(スパニングツリープロトコル) • ポートベース&VLANベースのループバック検知 • 802.3xフロー制御 • ERPS • ミラーリング • RSPAN • MACアドレステーブル • マルチキャスト - IGMPスヌーピング - MLDスヌーピング - マルチキャストVLAN登録(MVR) - 最大マルチキャストテーブル:4K(IPv4・IPv6) - Fast Leave(高速離脱) - スタティックマルチキャストグループ - マルチキャストフィルタリング - IGMPスヌーピング認証 |
| 高度な機能 | • 自動デバイス検出‡ • 一括設定‡ • ファームウェアの一括アップデート‡ • インテリジェントネットワークモニタリング‡ • 異常アラート‡ • 統合設定‡ • 再起動スケジュール‡ ISP機能: • 802.3ahイーサネットリンクOAM • L2PT(レイヤー2プロトコルトンネリング) • DLDP(デバイスリンク検出プロトコル) • DDM • sFlow |
| VLAN | • 最大4KのVLANグループ(802.1q VLAN) • 802.1QタグVLAN • MAC VLAN:200エントリ • マルチキャストVLAN • 管理VLAN • VLAN VPN(QinQ):最大256エントリ • GVRP • プロトコルVLAN:プロトコルテンプレート×16・プロトコルVLAN 12エントリ • 音声VLAN • プライベートVLAN |
| セキュリティ | • ポート分離 • CPU防御 • ARPインスペクション(ダイナミックARPインスペクション) • DoS防御 • IP-MACポートバインディング - 1,024エントリ - DHCPスヌーピング - ARPインスペクション - IPv4ソースガード • IPv6-MAC -ポートバインディング -1,024エントリ - DHCPv6スヌーピング - ND検出 - NDスヌーピング - IPv6ソースガード • DHCPフィルター • スタティック/ダイナミックポートセキュリティ - 1ポートあたり最大64個のMACアドレス • ブロードキャスト/マルチキャスト/unknownユニキャストストーム制御 - kbps/ratio制御モード • 802.1X - ポートベース認証 - MACベース認証 - VLAN割り当て - MAB - ゲストVLAN - RADIUS認証及びアカウンタビリティ対応 • AAA(TACACS+を含む) • HTTPS(SSLv3/TLS 1.2)による安全なWeb管理 • SSHv2による安全なCLI管理 • IP/ポート/MACベースのアクセス制御 • MACSec(gcm-aes-128・gcm-aes-256) • セキュアブート • RADSEC |
| 管理機能 | |
|---|---|
| Omadaアプリ | 対応(Omadaコントローラー必須) |
| 集中管理 | • Omadaクラウドベースコントローラー • Omadaハードウェアコントローラー • Omadaソフトウェアコントローラー |
| クラウドアクセス | 対応(Omadaコントローラー必須) |
| ゼロタッチプロビジョニング | 対応(Omadaクラウドベースコントローラー必須) |
| 管理機能 | • WebベースGUI • コンソールポート・telnetを介したCLI • SNMP v1/v2c/v3 - Trap/Inform - RMON(1・2・3・9グループ) • SDMテンプレート • DHCP/BOOTPクライアント • 802.1ab LLDP/LLDP-MED • DHCP自動インストール • デュアルイメージ・デュアル構成 • CPUモニタリング • ケーブル診断 • パスワード復元 • SNTP • システムログ • IEEE 802.3az Energy Efficient Ethernet (EEE) |
| その他 | |
|---|---|
| パッケージ内容 | • S6500-48MPP6Y本体 • 電源ケーブル • RJ45コンソールケーブル • ラックマウントキット • ゴム足 • Installation Guide(設置/設定ガイド) |
| システム要件 | Microsoft® Windows® 98SE・NT・2000・XP・Vista™ / Windows 7/8/10/11・MAC® OS・NetWare®・UNIX® / Linux |
| 動作環境 | • 動作温度: -5℃~45℃(23℉~113℉)@2,000m -5℃~40℃(23℉~104℉)@3,000m • 保存温度:-40℃~70℃(-40℉~158℉) • 動作湿度:10~90% RH 結露を避けてください • 保存湿度:5~90% RH 結露を避けてください |
*PoE供給電力の合計は電源モジュールにより異なります。
**本製品にはPSM900-ACが1つ付属していますが、2つ目の電源モジュールは別売りです。
‡これらの機能の利用にはOmada SDNコントローラーが必須です。ゼロタッチプロビジョニングの利用にはOmadaクラウドベースコントローラー(Standard版またはEssentials版)が必須です。
Omadaクラウドベースコントローラー(Standard版)対応製品はこちら
Omadaクラウドベースコントローラー(Essentials版)対応製品はこちら
△スタンドアロンモード時のみ最大12台の物理スタックが可能です。
***10G RJ45 SFP+モジュール(SM5310-T)は2個まで接続可能で、SFP+スロット49と53にのみ接続できます。
****25G SFP28スロットは10G DAC/10G SFP+モジュールを使用したスタックに対応しておらず、25G DAC/25G SFP28モジュールを使用したスタックにのみ対応しています。